デジタルな音と映像に呼吸を感じる〜ライゾマティクスと音響工学の世界〜現代美術館の展示を見て

デジタルな音と映像に呼吸を感じる〜ライゾマティクスと音響工学の世界〜現代美術館の展示を見て

2021年3月28日
音楽とアート

1.ライゾマティクスの展示でメディアアートを感じよう

Perfumeをはじめビョークなど海外のアーティストとも 
音と映像を時間と空間にリンクさせ、メディアアート作品を生み出し続けている
ライゾマティクスの展示にいってきました!

初めて行ったのですが会場である現代美術館もとてもいい空間でした
清澄白河の駅から15分ほど歩いたところに突如現れる
広々〜と日常から離れることができる素敵な建築

展示内容は最新のメディアの動きを感じられる作品
広い空間の物体が音と映像とリンクして動くような大掛かりなセットから
制作過程のインタビュー映像など盛り盛り沢山です!!

素晴らしい展示だったので是非興味のある方はレッツゴーです!
当日券もあるようですが日時指定のチケットを購入された方が安心かと思います
リアルタイムで制御されていたりと大掛かりな展示だと思うのですが
こんなにたくさんの体験できる展示内容でこの価格はかなり破格だなと・・・

展示詳細↓
ライゾマティクス_マルティプレックス
◆2021年6月20日(日)まで開催
◆会場
東京都現代美術館
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
◆チケット価格
一般 1,500円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 900円 / 中高生 500円 / 小学生以下無料
※予約優先チケット(日時指定券)購入はこちら

東京都現代美術館は、常に動き続けるコンテンポラリー・アートを肌で感じることのできるスペースです。
www.mot-art-museum.jp
東京都現代美術館HP

2. メディアアートとも深い関わり!音響工学の世界

話はかわって音響工学という分野が存在します。
音に関連するありとあらゆる研究が含まれるのですがメディアアートも深く関連している研究分野です。

九州大学に国内の国公立大学でおそらく唯一音響工学を専門的に学べる場所があります。
私は夢叶わなかったのですが高校生の頃ライゾマティクスの影響もあってこの学科を目指していました。
九州大学芸術工学部音響設計コース

音に関する鋭い感性と高度な知識を備えた音響設計技術者、研究者を養成するコース 現代社会において、音文化に対する深い理解を備え、音に対する正しい評価、人間に適合し…
www.design.kyushu-u.ac.jp

音響工学という分野があって国内でも専門的に学べる場所があるよ!メディアアートを本格的に作りたい!と思っている人の実験場所としては最適なんだろうなと(行けてないので偉そうなこと言えませんが)
グラミー受賞作品に携わるなど世界的に活躍されているレコーディングエンジニアSadaharu Yagiさんがここのご出身だったりするので本当に音をとことん探究できる場所なんだと思います。

2014年の今年、世界の音楽界の最高の栄誉である、グラミー賞で二冠に輝いた日本人がいることをあなたはご存知だろうか? その人とはサウンドエンジニアのSadaha…
www.lifehacker.jp

音とテクノロジー両方に興味がある!けどそういうこと学べる場所ってあるの??と疑問に
思っている人に届くといいな。

3.音響工学関連のおすすめ本

おすすめの本
そんな九州大学芸術工学部に過去おられた先生が著者の本
タイトル:よくわかる最新音楽の仕組みと科学
音楽の定義、音楽の科学的な性質は何か?を学ぶことができます
図が多いので小中学校で習うレベルの音楽知識があれば
読むのに困らないかなと思います

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